HOME > 活動報告 > 善吾賞

活動報告 -善吾賞

善吾賞は、ソフトウェアの品質向上に寄与する学術的な論文を顕彰するために、学術雑誌や学術シンポジウム等で発表された日本語論文を対象にASTER善吾賞選考委員会が毎年選出するものです。

善吾賞受賞論文

過去に表彰された論文は以下のとおりです。

  • 2024年
    • 「例外処理を検査するテストが実行経路に基づく欠陥限局手法に与える影響の調査」
      (ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023論文集,pp.20-29,2023年8月)
      吉岡 遼,肥後 芳樹,柗本 真佑,楠本 真二,伊藤 信治,Phan Thi Thanh Huyen
  • 2023年
    • 「ミドルウェア製品開発に対する自動バグ修正技術の適用事例」
      (情報処理学会論文誌 デジタルプラクティス,Vol.2, No.4, pp.40-49,2021年10月)
      池田 翔, 中野 大扉, 亀井 靖高, 佐藤 亮介, 鵜林 尚靖, 久保田 学, 矢川 博文, 吉武 浩
  • 2022年
    • 「ミドルウェアに対するCoverage-based Greybox Fuzzingの適用」
      (情報処理学会論文誌,Vol.62,No.3,pp.877-890,2021年3月)
      伊藤 弘将(名古屋大学)
      松原 豊(名古屋大学)
      高田 広章(名古屋大学)
  • 2021年
    • 「コーディング規約違反メトリクスに基づきソフトウェア変更に対して不具合混入を予測する手法」
      (情報処理学会論文誌,Vol.61,No.4,pp.895-907,2020年4月)
      名倉 正剛(南山大学)
      田口 健介(慶應義塾大学)
      高田 眞吾(慶應義塾大学)
  • 2020年
    • 「確率密度関数を用いたソフトウェアテスティングのためのテストケース優先順位付け戦略」
      (情報処理学会論文誌プログラミング, Vol.12, No.3, pp.1-8, 2019年7月.)
      齋藤 雄太(東京大学工学系研究科電気系工学専攻)
      佐藤 周行(東京大学工学系研究科電気系工学専攻/東京大学情報基盤センター)
  • 2019年
    • 「確率統計に基づいた故障木とテストによる機械学習システムの系統的評価手法」
      (ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2018論文集 情報処理学会, pp.236-243, 2018年8月.)
      青木 利晃(北陸先端科学技術大学院大学)
      川上 大介(三菱電機株式会社)
      千田 伸男(三菱電機株式会社)
      冨田 尭(北陸先端科学技術大学院大学)
  • 2018年
    • 「深層学習による不具合混入コミットの予測と評価」
      (ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2017論文集 情報処理学会, pp.35-45, 2017年8月.)
      近藤 将成(京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 情報工学専攻/産業技術総合研究所 情報技術研究部門)
      森 啓太(京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 情報工学専攻)
      水野 修(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系)
      崔 銀惠(産業技術総合研究所 情報技術研究部門)
  • 2017年
    • 「逸脱分析を用いた要求仕様書からのテスト項目抽出手法」
      (情報処理学会論文誌, Vol.57, No.4, pp.1262-1273, 2016年4月.)
      大林 英晶(名古屋大学)
      森崎 修司(名古屋大学)
      渥美 紀寿(名古屋大学)
      山本 修一郎(名古屋大学)
  • 2016年
    • 「テストケースのクラスタリングと0-1計画モデルを組み合わせた回帰テストの効率化」
      (コンピュータソフトウェア, Japan Society for Software Science and Technology, Vol.32, No.3, pp.111-125, Aug. 2015.)
      阿萬 裕久(愛媛大学総合情報メディアセンター)
      佐々木 愛美(株式会社東芝インダストリアルICTソリューション社IoTテクノロジーセンター)
      中野 隆司(株式会社東芝インダストリアルICTソリューション社IoTテクノロジーセンター)
      小笠原 秀人(株式会社東芝インダストリアルICTソリューション社IoTテクノロジーセンター)
      佐々木 隆志(愛媛大学総合情報メディアセンター)
      川原 稔(愛媛大学総合情報メディアセンター)
  • 2015年
    • 「動的記号実行によるメソッドの複雑度を考慮したテストケース自動生成」
      (情報処理学会研究報告,Vol.2014-SE-185,No.27,2014年7月2日.)
      高松 宏樹  (北海道大学大学院情報科学研究科)
      佐藤 晴彦  (北海道大学大学院情報科学研究科)
      小山 聡  (北海道大学大学院情報科学研究科)
      栗原 正仁  (北海道大学大学院情報科学研究科)
  • 2014年
    • 「ユーザ要求ベースのテスト方法」
      (情報処理学会研究報告,Vol.2013-SE-181,No.15,8 pages,2013/7/18.)
      野村 典文 (伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、南山大学)
      菊島 靖弘 (南山大学)
      青山 幹雄 (南山大学)
  • 2013年
    • 「ピアレビュー網羅率を用いた品質評価技法の提案」
      (情報処理学会論文誌, Vol.53, No.2, pp.622-630, Feb. 2012.)
      久野 倫義 (三菱電機株式会社設計システム技術センター)
      中島 毅 (三菱電機株式会社設計システム技術センター)
  • 2012年
    • 「システムテストのためのフィーチャ分析を用いた機器構成の選択方法」
      (情報処理学会研究報告Vol.2010‐SE‐170,No.21,7 pages,Nov. 2010)
      新原 敦介 (日立製作所 中央研究所)
      渡辺 浩之 (日立アプライアンス 清水空調本部)
      角至 真一 (日立アプライアンス 清水空調本部)
      川上 真澄 (日立製作所 中央研究所)
      小川 秀人 (日立製作所 中央研究所)
  • 2011年
    • 「プログラム自動可視化ツールAvisを利用した結合テスト実施のための実行経路抽出手法の提案」
      (情報処理学会論文誌 Vol.51,No.9,pp.1859‐1872, Sep 2010.)
      喜多 義弘 (宮崎大学大学院工学研究科)
      片山 徹郎 (宮崎大学工学部情報システム工学科)
      冨田 重幸 (宮崎大学工学部情報システム工学科)
  • 2010年
    • 「設計モデルを用いたテスト項目抽出とテストデータ生成手法」
      張 暁晶 (NTTサイバースペース研究所)
      星野 隆 (NTTサイバースペース研究所)
  • 2009年
    • 「ユースケース間の関係を考慮した網羅的な受け入れテストの支援」
      雁行 進夢(早稲田大学)
      久保 淳人(早稲田大学)
      鈴木 三紀夫(TIS株式会社)
      鷲崎 弘宜(早稲田大学,国立情報学研究所 GRACEセンター)
      深澤 良彰(早稲田大学)
  • 2008年
    • 「不具合に関する知識の抽出に関する研究」
      河野 哲也 (電気通信大学大学院)
      「ModelChecking技術の専門性排除とその効能-An Early Bird as the 2nd eye-」
      野村 秀樹 (富士ゼロックス)

善吾賞発表報告

善吾賞を受賞された方々に、海外発表の様子をレポートしていただきました。
ここではその様子をご紹介いたします。

(2012/6)

PLEASE 2012発表&ICSE 2012聴講レポート / 新原 敦介 (日立製作所)

写真/

2012年6月2日~9日にスイス チューリッヒで開催された国際会議 ICSE 2012 及びワークショップ PLEASE 2012 に、JaSST'12 Tokyo にて善吾賞を受賞された日立製作所の新原さまが参加されました。新原さまは「システムテストのためのフィーチャ分析を用いた機器構成の選択方法」で受賞されました。
本レポートでは、これらのイベントの概要と、新原さまが行われた発表の概要、および会場の反応をご紹介します。

[ページトップへ]