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バグシェルジュ:Bugcierge

1. 設立趣旨

通常の欠陥分析(不具合分析)では、プロセスや属人化、ヒューマンエラーや個人・組織のスキル不足が原因となりがちですが、本当にこれらが根本的な原因なのでしょうか?
普段は高い確率でユーザー提供前に欠陥が発見・修正されるのにもかかわらず、同じプロセスや人・組織で影響度の高い不具合現象が発生するのはなぜなのでしょうか?
バグシェルジュでは、成果物・変更要求の特徴やエンジニアの思考に含まれる、誤りを誘発する「罠」に着目した欠陥分析をしています。
分析結果から人間が陥りやすい「罠」に関する要素・構造を定義し、要素・構造を基とした応用・利用を想定してます。

分析結果は汎用的な欠陥・根本原因マスタとして共有/蓄積して伝承・移転可能にし、学術界・産業界での資産化を目指しています。
さらに、欠陥と根本原因を軸とした技術分野を確立し、欠陥未然防止の体系構築に強いエンジニアの育成に貢献したいと考えています。

2. 対象とする主な領域

ソフトウェア欠陥と欠陥の原因となる人間の過失や成果物の特徴などの分類・整理、知識蓄積、活用・予防

3. 主な課題カテゴリー

欠陥・障害・インシデント等そのものと、原因となる過失因子や誘発因子の構造の導出・整理・記録・活用

  • 発生・混入メカニズムの解明、予防/未然防止体系の構築
  • 構造の定義
  • 分類法の確立
  • 分類ごとの抽出方法の導出
  • パターン・メタパターンの導出
  • 定義や分類法の活用方法の検討
  • 発生・混入メカニズムの解明・予防/未然防止体系の構築に強いエンジニアの育成

4. 活動内容

  • ソフトウェアの欠陥と原因の事例研究
  • ソフトウェアの欠陥と原因の整理・分類方法の確立
  • ソフトウェアの欠陥と原因の構造の研究
  • 年1回程度の研究経過報告

5. 旧活動

プロジェクトファーブル:モデルの構築までの議論で活動を終えています。
参照:https://www.jasst.jp/symposium/jasst13tokyo/pdf/C4.pdf

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